学生時代の野球経験を仕事に
スポーツ商品部
野球バイヤー
2015年入社
U.T
入社を決めた理由は?
学生時代は野球一筋で、高校時代には甲子園に出場した経験もあります。その経験から、就職活動では「スポーツに関わる仕事がしたい」という想いが強く、スポーツ業界に絞って活動していました。
正直なところ、学生の頃はアルペンの存在をあまり意識しておらず、野球用品は専門店で購入していました。そんな私がアルペンを選んだのは、未知の領域にも挑戦したいと思ったからです。専門店のように一つの競技に特化するのではなく、幅広いカテゴリーを扱う総合スポーツ企業だからこそ、自分の視野を広げられると感じました。
野球一筋ではありましたが、野球だけではなく「スポーツそのものが好きだ」という気持ちを大切にしたい。そう思えたことが、アルペンへの入社を決意する大きなきっかけになりました。
今の仕事内容は?
野球バイヤーとして、全国の店舗やECサイトで販売する商品の仕入れを担当しています。
年間数十億円規模の予算をもとに、国内外のメーカーから野球用品を選定・仕入れし、幅広いお客様のニーズに応える商品を提供しています。
この仕事で特に重要なのは、「現場視点」と「コミュニケーション力」です。月に一度は中学校や少年野球の試合を視察し、実際に使われている商品やトレンドを自分の目で確かめ、リアルなニーズを仕入れに反映しています。
また、上司や店舗スタッフ、マーケティング部門、EC担当など、多くの関係者とフラットな関係性を築き率直なコミュニケーションをとりながら、仕入れだけでなく売場づくりやプロモーション戦略まで一貫して携わっています。
会社の中でも重要なカテゴリーである「野球」を担う責任の大きさを日々感じていますが、店頭でお客様が笑顔で野球用品を手に取っている姿を見ると、「この仕事をやっていて本当によかった」と心から思います。
仕事のやりがいは?
自分の仕入れ判断が、売上という“数字”でリアルに返ってくる点に、この仕事の最大のやりがいを感じています。
毎朝1時間は売上データを分析し、店舗ごとの動きやアイテム別の実績を確認。好調な商品には即座に追加発注をかけ、逆に売れ行きが鈍い商品については、在庫調整や販売手法の見直しを行います。
大学まで続けてきた野球の経験を通じて身につけた、「状況を見て仮説を立て、行動し、結果で証明する」という思考は、現在の業務にも直結しています。すべてが思い通りにいくわけではありませんが、自分の考えや行動が結果として表れ、それが次の仕入れや戦略につながっていく。このサイクルに大きなやりがいと面白さを感じています。
今後の目標は?
「スポーツ用品といえばアルペン」と、誰もが真っ先に思い浮かべる存在にすることです。
学生時代、野球を続ける中で、自分が本当に欲しいものは専門店でしか手に入らないと思い込んでいました。しかし今、バイヤーとして働く中で、アルペンには専門店以上の品揃えと提案力があると実感しています。
野球に限らず、サッカーやバスケットボールなどでも同様ですし、さまざまなカテゴリーが集まってお客様のニーズに応えられる「総合力」こそが、アルペンならではの強みではないかと思います。だからこそ、自分の仕入れや施策を通じて、ひとりでも多くのお客様に「まずはアルペンに見に行こう」と思ってもらえる店舗をつくりたいと考えています。
バイヤーという立場から、スポーツの魅力をより多くの人に届け、業界全体を動かしていけるような存在を目指していきます。