プレイヤーとしてではなく、別の角度からゴルフに携わりたいと思ったからです。私は大学4年生の夏までプロゴルファーを目指し、本気でゴルフに打ち込んできました。プロテストを終えた後、このままプレイヤーの道を進むか、それとも就職するかで悩んだ時期がありました。

これまでの人生を振り返る中で、自分がゴルフを続けてこられたのは、道具を提供してくれた販売スタッフの方々の支えがあったからだと改めて気づきました。だからこそ、次は自分がゴルフを楽しむ方たちを支える存在になりたいと思い、新卒としての就職を決意しました。

アルペンを選んだ理由は、昔から店舗をよく利用していて、スタッフの方々の専門性の高さに信頼を寄せていたからです。データに基づいた的確なアドバイスだけでなく、こちらの声にもしっかり耳を傾けてくれる接客に、強く惹かれました。

店舗でゴルフクラブ担当として働いています。プレイヤーとしてのゴルフ経験はありましたが、クラブに関する商品知識はほとんどない状態でのスタートでした。そのため、入社当初は接客に戸惑うことも多くありました。お客様一人ひとりで求めるクラブが異なるため、ゴルフ用品の接客には、深い商品知識が欠かせません。

ですが、ゴルフ５には教育ツールが整っており、先輩社員のサポートもとても手厚かったため、少しずつ知識を身につけていくことができました。プレイヤーとしての経験を活かしながら、自分なりの接客スタイルを模索する中で、徐々にクラブ選びを任せていただけるお客様も増えてきました。

今では、私をご指名されるお客様もいらっしゃり、「この前購入したクラブ、自分にぴったりだったよ！」とラウンドの感想を聞かせていただけることもあります。そんな瞬間が何より嬉しく、やりがいを感じます。

もちろん、商品知識やデータに基づいた接客は大切です。ただ、試打ブースでのスイングと、実際のラウンドでは感覚も異なります。その“違い”を伝えられるのは、プレイヤー経験があるからこそ。これからも、その感覚を私の強みとして活かしていきたいです。

お客様のニーズに寄り添った接客ができるクラフトマンを目指しています。入社後、先輩クラフトマンの丁寧で的確な接客を間近で見るうちに、自分もこんなふうにお客様から信頼される存在になりたいと強く思うようになりました。

これからさらに商品知識を深め、一人ひとりのお客様に合った提案ができるよう成長していきたいです。そして、私の接客を通じて、より多くのお客様に「ゴルフをもっと身近に」感じていただけるよう努めていきたいと考えています。